2024 初釣り
tactics
≪field≫ 滋賀県 琵琶湖
≪style≫ 陸っぱり
≪tackle≫ 3本
2024年は、昨年末に57を釣った琵琶湖からスタートします。前回は、南湖におの浜エリアの温排水を狙いましたが、今回行こうと思っているのは湖西エリアです。10年以上前に師匠から、50UPを釣りたいなら冬の琵琶湖の湖西、それもナイトゲーム限定や!とよく聞かされていました。その当時は、糞寒い冬の夜釣りの誘いは行く気になれず断り続け、結局行かずじまいだったのですが、前回実際に冬の釣りでええ思いをしたこともあって、本格的に師匠が言うてた湖西エリアにてビッグバスチャレンジをしたいと考えています。釣り方としては、師匠が当時言うてはったのは、デスアダー6インチのノーシンカーorミドスト。もしくはサイレントキラー等のビッグベイトでデカバスを仕留めていると言っていたので、それを真似た形で現代風なタックルを準備しました。
≪target≫ 50UP以上
review
師匠からは、和邇川周辺がおススメと聞かされていたのですが、ネットで調べていると木戸川の湧き水が出ているポイントが熱いという情報に興味があって、まずは木戸川からスタートすることにしました。
【 琵琶湖(湖西エリア)・木戸川/滋賀県 】
水質:クリアー
水量:-78cm
水温:11度
到着すると、車を停めれる場所が1箇所しか空いておらず、満員御礼状態。
冬のビッグバスハンターがこんなにも多いとは思っていませんでした。
それとネットで調べていて分かったんですが、、冬とはいえど、ウェーディングで立ちこみは必須のようだったので、ネオプレーン生地のウェーダーを着込んで、その上に防寒着を着込んで寒さ対策ばっちりで挑みます。
まずは、ビッグベイトの竿は、人が多いと出番は少なそうかなと思って、車に置いたままにしておき、2本のみで立ちこみに行きます。
空いてる所は、どこかな?!と見てると、ちょうど木戸川の河口に1人位は入れるスペースが空いていたので、そこで釣りをすることにします。
このポイントに陣取って、遠投でスイムベイト、ミドストどちらも試しますが、無反応。
初めから根気がいる釣りなのは分かっていますが、ホンマに釣れるのか疑心暗鬼。
ただ、周りを見渡すと移動できないくらいに人が居るので、こんだけ集まってるって事は、釣れてるってことなのか?!期待度マックスです。
しかし、なんの反応もなく2時間経過。
漆黒の闇の中で黙々と釣りをしていると、次第に雨がパラつきだします。
あれだけ居った人もかなり減っていて、3人位しか居ない状態になりました。
ということは、河口のポイントよりも本命ポイントに考えていた北側の湧き水ポイントの辺りへ移動します。
しかしながら、1時間程立ちこんで粘ってみるも結果が伴わず、一度車へ帰還。
軽食をとって、次はビッグベイト1本だけ持って再び、湧き水のポイントへ。
さっきまで降っていた雨がやみ、月が見えるまでに晴れ間が覗いてくれていて、状況的に変化が生じています。
すると、10投くらいした時でした。
ネコソギDSRを、超ゆっくり巻いてきて、底につくかどうかギリギリあたりらへんだと思いますが、コツン、コツンと明確なバイトが伝わってきます。
次の瞬間、竿先が入るような感覚があったので、思いっきり合わせてやると、竿全体に重みがのり、魚とのファイトが始まります。
かなりデカいバスがHITしたなとファイト中に分かったので、遊ぶ余裕もなくエクストラヘビーロッドのパワーをフルに活かして、早々にキャッチしました。
1匹目(01:47) 59㌢ 3,920g
≪TACKLE≫
LINE : シューター デファイアー アルミ―ロ 25lb(ナイロン)
LURE : Nekosogi DSR(マットブラックギル)
新年あけましておめでとうございバス!笑
見事!初釣りにてモンスターバスGETに成功!
正直、ビッグベイトにはあんまり期待していなかっただけに、超嬉しかったです。
というか、このネコソギというルアーを初めて使って、初めてバスを釣ったんですが、なんだかこのルアーで釣らせてもらったような気がします。
実は、この場所入れ替わり立ちかわり、散々ルアーを投げまくられていたポイントだったんで、相当プレッシャーもかかっていたんじゃないかなと思いますし、ルアーパワーのお陰やろうなと思いました。
その後は、せっかく晴れてたのが、再び曇り空に変わり、次第に爆風が吹き出してきて、朝の4時頃になると雨足が強くなってきたので、納竿しました。
≪所要時間:22:30~4:30≫
result
《total catch》 1fish
《total weight》 3,920g
《fishing map》
《target achievement》 conquest
そういえば、昔に師匠が言ってたのは、冬は夜しか期待でけへんと言ってました。ただ一晩やってバイトあっても1回あればええ方で、殆どがノーバイトな日がザラやとも言っておられました。ただ、釣れる時は雪が降るくらい寒くても関係なく釣れるということと、釣れたら兎に角デカバスやねんとも仰っていました。そして、肝心なことですが、なんで冬は夜にしか期待できないのかを尋ねると、恐らくワカサギの産卵が関係しているということでした。1月辺りから産卵を意識してるワカサギが接岸してきてることが関係しているということで、日中に関しては、鳥や鵜から身を守るために枯れたウィードの中などに入ってじっとしているのが、夜になって鳥なんかの外敵が居なくなったタイミングで活発に動き回っているワカサギを、狙いに来てる体力のあるデカバスが同じく1~3月頃にかけて産卵のために向けて荒食いをしにきているのを狙っていると言われていたのを思い出しました。師匠!ホンマに冬のナイトフィッシングでデカバス釣れましたよ。昔は聞く耳もたずでしたが、10年の歳月を経て、ようやく活かすことができました。当時いただいた情報に感謝です。ありがとうございました。
《date》
日 時 : 1月3日(水)22:30 ~ 1月4日(木)4:30
潮 汐 : 小潮
天 候 : 曇/雨
気 温 : 8℃
風 速 : 北西0~5m/s