連日の雨続きで激タフな夏の合川ダム
tactics
≪style≫ レンタルボート
≪tackle≫ 8本
夏の盆時期、例年は雨が降るといえば夕立くらいのものだが、今年は違って断続的に降り続く雨、雨、雨ということで各地で豪雨災害が多発しており、釣りの計画を立てづらい中、仲間数人で合川ダムへ行くことを計画。雨の影響で気温も下がってきていて、夏のパターンというより、秋に近い釣りの方がハマる可能性もあるので、巻物を多めにセット。とはいえ、巻物がハマらない可能性もあるので、サイトやフォールの釣りもできるように準備しました。
≪target≫ 40UP
review
朝の6時過ぎに現地入り。準備をして、6時30分に出船。ボート屋の前情報では濁りがキツイみたいで連日、厳しい釣果が続いているということ。
【 合川ダム/和歌山県 】
水質:濁り気味
水量:ほぼ満水
水温:26度
さてさて、今日の天気予報は、雨のち晴れということで、朝は大雨に打たれながらの釣りになります。ボートは、遅い2馬力なので、ええ所には行かれへんやろうと思ってたけど、熊野川に誰も入らなかったので、ボート屋から一番近くにあるバックウォーターで今日の出方を見てみる。釣り方としてまずは、アラバマリグで流しながら進んでいく。特に反応もなくバックウォーターに差し掛かったところで、ビッグベイトにチェンジ。様子を伺うが、魚がついてくるといったこと、そもそも魚が居てる気配がしない。30分程粘ってみたがダメだったので、前の川方面に流しながら、釣りあがっていく。前の川のバックウォーターに2艇入っていたので、大岩を攻めてUターンして、逆サイドを攻めていく。すると、岬の絡む岩盤エリアで、ダウンショットの回収時に反応する40センチクラスのバスを確認。当初の予想通り横の動きに反応しているみたい。以降、将軍川方面へ進めていると仲間と遭遇。話を聞くと、朝イチ将軍川のバックウォーターに入ったがバスはおらず空振りに終わったということ。
この頃、雨も上がりつつあり、岸際をよく注視しているとバスの姿がチラホラ見えるようになってきた。大き目のルアーには反応なく、どうやら観察をしていると、小さい子魚を狙っているような感じなので、ダウンショットを中心に釣りを展開していく。んで、昔60を釣ったストレッチに入ってすぐの岩盤のエグれになっている箇所にピンポイントで入れるとフォール中に明確なバイトを感じる。スイープにフッキングさせるとまーまーのサイズがHITしました。
1匹目(11:39) 43㌢ 1,010g
≪TACKLE≫
LINE : PE0.8号+デッドオアアライブ8lb(フロロ)
LURE : ドライブクローラー 4.5”(エビミソブラック)+DSリグ 3/32oz
当初、ルアーカラーを青系でやっていたんですが、濁りの中でもシルエットを目立たせてみようと思ってカラーチェンジして直ぐに結果が出たということと、40UPが釣れたということは、ルアーチョイスの一つの正解パターンでもあると思うので、この釣りを押し通してやってみる。
そして、60釣った核心部や、屋敷跡等のシャロ―エリアでは魚の姿は見えるが、サイズ小さくて即リリースなサイズのバスは3匹釣れるが、ルアーの無駄遣いなので、シャロ―エリアは見切る。将軍側のバックウォーターには数艇入ってそうだったし、途中で折り返し、1匹目でヒントを得た岩盤の続くエリアを慎重に釣りをしていると、すぐさま答えが返ってくる。今度は、岩盤+立ち木の絡む複合ポイントで、フォール中というよりもピックアップ中にバイトがあった。強烈な引きで立ち木に絡まないように慎重にやり取りをしてキャッチに成功。
2匹目(13:52) 45㌢ 1,220g
≪TACKLE≫
LINE : PE0.8号+デッドオアアライブ8lb(フロロ)
LURE : ドライブクローラー 4.5”(エビミソブラック)+DSリグ 3/32oz
1匹目の釣れ方のフォール中と差はあれど、共通して絡んできているキーワードは、岩盤+αということ。このことを頭に入れながら、仲間にも情報を共有し釣り進む。てか、今日は日曜日ということもあり、結構な数のボートが出ていてプレッシャーも時間が進むことに高まってきている。少なくとも仲間は苦戦しているようで、周りもそれほど釣れているようには思えないなか厳しいことには変わりない。
そして、下記釣果ポイントマップの3FISH目、アウトサイドベンドの岩盤エリアにて、こちらはフォール中のバイト!
3匹目(15:33) 39㌢ 840g
≪TACKLE≫
LINE : PE0.8号+デッドオアアライブ8lb(フロロ)
LURE : ドライブクローラー 4.5”(エビミソブラック)+DSリグ 3/32oz
先程までの魚からするとサイズは劣りますが、良いポイントには、やはり居てることが分かってきたんですが、残り時間があと1時間30分程しか無い・・・。
ここからは、余計なポイントは撃たずに、岩盤に絞って移動を繰り返していきます。
そして、大きくベンドしている岬の手前の岩盤で小さいのを追加。
4匹目(15:55) 25㌢ 260g
≪TACKLE≫
LINE : PE0.8号+デッドオアアライブ8lb(フロロ)
LURE : ドライブクローラー 4.5”(エビミソブラック)+DSリグ 3/32oz
ポイントは若干違いますが、岩盤をランガンしていると小バス連打。全てフォール中でした。
5匹目(16:11) 30㌢ 300g
≪TACKLE≫
LINE : PE0.8号+デッドオアアライブ8lb(フロロ)
LURE : ドライブクローラー 4.5”(エビミソブラック)+DSリグ 3/32oz
終わり間際に小バスが混じってくるのは時間の無駄やなと判断して、このバスを釣って以降は、ディープクランクに切り替えてゴリゴリのリアクションバイト狙いで流していく。1バイトあったが、途中でバレてしまう。これがラストチャンスとなり、納竿しました。
≪所要時間:06:30~17:00≫
result
《total catch》 5fish
《total weight》 3,630g
《fishing map》
《target achievement》 conquest
後で、ボート屋に本日の釣果を聞いたところ、小バスはよく釣れていたようだが、40UPはほぼ絡まなかったということ。釣れ方は様々で岬周りなんかが良かったらしい。そんな中でトータル8匹の40UP2匹を含む実際にキャッチ計測したのは5匹と満足行く結果だったように思う。朝は完全にしてやられた感じで、昼から巻き返した結果になっているが、結局はいつも釣れている将軍川の知り尽くした場所だったからということかな。朝イチからこの場所やってたら、もっと釣れたかもとか、もっとデカいの釣れたかもと、次回の釣行に期待が膨らむ一日でした。
《date》
日 時 : 8月22日(日) 06:30~17:00
潮 汐 : 大潮
天 候 : 雨/晴
気 温 : 26~30℃
風 速 : 南西1~2m/s