tactics
≪field≫ 和歌山県 中規模リザーバー
≪style≫ フロートボート
今回の釣行において、重要な点が2点あり、まずは表題のとおり前々から言っていた新調したフロートボートが完成したので、その実釣能力の確認。
もう1点は、友人にゴムボを譲ってあげたので、上手く湖上に浮けて釣りができるのかの確認。両者、ひとまずは浮いて釣りができるのか最低限のことだけは上手くいってくれることを祈りつつ、事前準備をします。
さて良い機会ですので
少し、前まで使っていたフロボと今回作成したフロボについて、どのようなコンセプトで作ってきたかなどについて触れてみたいと思います。
今までのフロボは、シャークヘッドを付けてフロントの浮力を少しでも稼いで、立って釣りをしても危険じゃなくて、快適に釣りができる、尚且つ準備を最低限で済ませることができるようにというコンセプトのもと作っていました。
(フロボ1号機)
今回、フロボを新しく作ろうと思った理由なんですが、キッカケは、リチウムバッテリーの導入でした。特に24Vのリチウムを導入したことでリアエレキをフロボに積めるようになったことが大きな起点となりました。しかし、今まで使用していたモーターガイドの古いハンドエレキは故障していることが判明。そこで、新しくハイガー24V110ポンドのハンドエレキを購入(10万)した際に、ボート屋の人にライブスコープ導入に向けての相談をしました。
この時、頭の中の構想では、新しいフロボ像が出来てて、
次に作るなら、レンタルボートでも使える仕様がいいなと思っていました。
最新のライブスコープシステムで武装したバウデッキをいつでも簡単に取り外せて、津風呂湖や他のレンタルボートレイクに持っていけるというコンセプトを軸に、フロボといえば赤って色を払拭したくて、カラーは青と黒が多めになるように、パーツを厳選していきました。
そこから湯水の如く、フロボ2機目(5万)、シャークヘッドやフロボパーツ(5万)、DSショートマウント(8万)、DSバウデッキ(3万)、GARMIN GPS MAP1223XV(48万)、LVS34 ライブスコーププラス(33万)、他のパーツ等を合わせると総額120万円をつぎこみました(馬鹿
パーツを入手してからは、バウデッキをレンタルボートと共有できるように、シャークヘッドの加工をしました。
フロボにこんだけ金かけるなら、小マシなアルミボート買った方がいいのではという声もあるでしょうが、僕は車に積み込めて気軽にフィールドへ行けるフロートボートの可能性を追求してみたくなりました。
今回、フロントのエレキとリアのエレキどっちも30インチにシャフトカットをしましたので、アルミでは行けないような浅瀬に突っ込んでいくことが出来る仕様になっています。また、エレキ2機掛け時のスピードは、7~8km位は出ていて、2馬力エンジンよりも早く、リアはリモコン仕様にしているので、思い立てば即移動できるフットワークの軽さが利点です。本当、こんなことが可能になったのもリチウムの導入がなければ考えることもしなかったと思います。それくらいにバッテリーの軽量化がもたらす効果は絶大なものだと思います。
とにかくこの1~2年はこいつで関西のフィールドを沢山回っていきたいと思っています。気になる完成して組み上げたフロボはこちらです。
≪tackle≫ 5本
さて、長くなりましたが新しいフロボの紹介はこれくらいにして、今回の釣りに向けての作戦ですが、生憎の雨予報なので、強気のセッティングを組んでみました。
朝は、スロープ対岸のワンド~最奥インレット。中流にあるシャロ―フラット、上流のシャロ―フラットが主戦場になるだろうと思っています。
≪target≫ Total 3,000g以上
review
朝4時半に現地着したが、準備にかなり時間がかかって、なんと!
6時に出船(汗
【 ワイダム/和歌山県 】
水質:ステイン
水量:満水
水温:20度
折角の新調艇なのに雨は断続的降り続けていて、止む気配はなし。今回、絶対持っていかんとアカンかった物、ビルジ対策のポンプを忘れてきてしまって、雨水抜きの対策が取れないなか、雨が降っている中であまり釣りをしてたら危ないなーと思っていたので、橋の下や木の下などで休み休みの釣りとなる。
当初の予定通り、スロープ対岸のワンド内に進入し、最奥のBWまで釣りをして反応なし。てか、肝心のライブスコープを下向き方向のセッティングにしてしまっていて、普通の魚探みたいな使い方になっていることに気付き、途中上陸できそうな所でセッティングをし直す。ただ、セッティングし直したのも後で気付いたんですが、後ろ向きの照射になっていたようで、あまりライブスコープを使うことなく釣りをしていく。。笑
バスからの反応があったのは、中流域にあるシャロ―フラットエリア。
小雨になったタイミングで、時折ボイルが発生していたので、
水面ピクピクで狙っていると、40㎝クラスのバスがHIT。
だが、掛かりが浅くバレてしまう。こんなことを3度繰り返してしまう。。。
で、なんとか釣れたのは、その先のストレッチ。
岩盤があって良さそうやなと思うポイントにロングワームのネコリグで攻めて、フォール中にバイトしてきました。
1匹目(10:00) 45㌢ 1,240g
≪TACKLE≫
LINE : バリバスプレミアムPE0.8号+デッドオアアライブプレミアムパワースタウト8lb(フロロ)
LURE : ボウワーム6"(アユ)/ ネイルシンカー1/32oz
なんとか坊主回避に成功。
ここから、気持ち的に余裕が出てきたのか、続く同じストレッチで、
2匹目を追加。これも同じような岩盤でフォール中での当たりでした。
2匹目(10:25) 40㌢ 840g
≪TACKLE≫
LINE : バリバスプレミアムPE0.8号+デッドオアアライブプレミアムパワースタウト8lb(フロロ)
LURE : ボウワーム6"(アユ)/ ネイルシンカー1/32oz
バスの釣れ方、バスの状態をみてて、ようやく産卵シーズンも終わりだなってことを実感すると共に、ハイシーズンの突入を感じました。
また、バスのフライの状態は、親のオスが離れているフライもあれば、下流に行く程、親のオスが未だついてるフライもあるといった具合でした。
2匹目を釣った直後から更に雨が酷くなりだしたので、一旦雨やどりする形で小休止に入る。
その後は、上流域を攻めに行きますが、特に反応なし。
ここらへんでようやくライブスコープの取り付けがまた間違っていることに気付いて修正し、ようやく使えるようにしたのが正午過ぎでした。
折り返して、中流のフラットエリアへまた戻ってくる。
ツレが未だ釣れていなかったので、なんとか釣らせてやりたかったので、ここらへんからは自分自身あまり釣りをすることなくアシストに回る。
で、たまーに暇になると釣りをするという感じで
軽く水面ピクピクでやってると、
こういうときに釣れちゃうんですよね~笑
すぅ~っとバスがどこからともなく出てきて、パクっと咥えたのを確認してから、
スイープにフッキング!
3匹目(13:05) 43㌢ 980g
≪TACKLE≫
REEL : 10' ステラC2500HGS
LINE : バリバスプレミアムPE0.4号+シーガーフロロリミテッド4lb(フロロ)
LURE : ヴィローラ エラストマー 3”(レイクワカサギ)/ NS背にちょん掛け
朝にバイトミスしまくって一切GETできなかった、水面ピクピクでようやく釣れました。
その後は、ほぼ釣りをせずにツレのアシストに専念。
タイムリミットの15時までやりましたが、結局ツレはバスを釣ることが出来ず、少し後悔が残る形で納竿しました。
≪所要時間:06:00~15:00≫
result
《total catch》 3fish
《total weight》 3,060g
《fishing map》
《target achievement》 Conquest
今回は、いつもと違って画像多めでお送りしました。構想1ヵ月で金は掛かりましたが、満足のいく出来となりました。次回は、リアにハンドエレキも導入して完璧な状態での釣りを計画しています。これから楽しみだ。
さて、今回の釣行結果ですが、当初の3000g以上はギリギリ達成していたようで、バラシの多かった一日ですが、終わってみれば40UPを3匹とまずまずの成果を上げることができました。あとは、サイズアップが目標となりますが、このリザーバーで50up釣るには、どのエリアがいいのか、どんな釣り方がいいのか、未だに分かっていません。
これから通いこんで突き詰めていきたいです。
《date》
日 時 : 5月31日(水) 06:00~15:00
潮 汐 : 中潮
天 候 : 雨/曇
気 温 : 18~21℃
風 速 : 北西2m/s