tactics
≪field≫ 和歌山県 中規模リザーバー
≪style≫ フロートボート
≪tackle≫ 5本
昨年の5月に50UPが釣れた和歌山県の山間部リザーバーへ行きます。未だ入魂が完了していない①、③、④、⑤のタックルの入魂をすることも今回の釣行での一つの目的ですが、大きな目的としては50UPをゲットすること。そのために、集魚力の強いバマストやビッグベイトでシャロ―バンクをサーチしながら、デカバスのポジションを確認しつつ、サイトフィッシングも視野に入れた釣りを展開します。また、カバーが豊富なフィールドなのでジグ撃ち、ライトカバーな場所ではネコリグを投入していきます。スポーン絡みのバスを相手にすることになると思うので、あんまり出番はないと思いますが、岬やブレイク、ディープの釣りをしないといけない展開の場合に備えて、ヘビダンも用意しました。ソフトルアーを多めにしていますので、これまであんまりやってこなかったライブスコープを使ったシューティングの釣りもやってみたいと思っています。
≪target≫ 50UP
review
朝6時00分に出船。
誰も居ないなか貸し切り状態でスタートです。
水質：クリアー
水量：-15ｍ
水温：15～17度
朝一は、猪谷川の手前から続く岩盤エリアからスタート。バマストでサーチしていくと合流点近くで追ってくるバスを発見。サイズ的には40cm位。辺りを見てもネスト等は無く、その見えバスも何処かに消えてしまったので、恐らくクルーズしていたバスでしょう。その後、本流と猪谷川のインターセクションを入念に確認するがシャロ―にはチビバスばっかりでデカバスの居るような気配は無し。そのまま猪谷川へ進入します。
この筋に入ると一気に水質が悪くなり、黒く濁っているような水質。鯉はチラホラ確認できたが、バスの姿は確認できず、要所のカバーのみチェックするだけに留めて、一気に下流方向へ向かうことに。
スロープまで戻ってきて更に下流へ。
右岸の一つ目のワンド内へ進入します。
ここでもバマストを投げていると立木から45くらいのバスがチェイス。しかし、このバスの様子をよく見ていると、どうやらネストに入ろうとしているような動きをしているメス。そして、肝心の立木の下には、綺麗に整地されたネストが出来上がっていて、その場所をじっと守る30㎝クラスのオスが居てるような状況。可愛そうなのでスルーして、最奥へ。
最奥ではギルが食ってきたのみで、あとチビバスのチェイスがあったくらい。折り返して、バマストをやめて、ライトリグのDSでバンク沿いのブレイクを探っていく。
すると、ワンド出口辺りでHIT。
1匹目（07:57） 34㌢ 490g
≪TACKLE≫
REEL ： 23' ヴァンキッシュC2500SXG
LINE ： Seaguar フロロリミテッド 4lb（フロロ）
LURE ： サイコロラバー NonSolt（サイトスモーク）／ DS 1/32oz
≪LOCATION≫
スポーンに絡んでいなさそうなレギュラーサイズ君でした。これくらいのサイズが元気ええのは、釣れて楽しいですが、狙っているサイズではないので、DSの釣りは暫く封印して、水面系のビッグベイトに持ち換えて釣りをしていきます。
次のワンド内へ進入し、クローラー系のビッグベイトを巻いていると、水面を割る豪快なHIT。
2匹目（08:28） 32㌢ 500g
≪TACKLE≫
LINE ： Seaguar フロロリミテッド 16lb（フロロ）
LURE ：NZ CRAWLER Jr.（クラックルチャートバック）
≪LOCATION≫
何の変哲もないワンド内のバンク際に着水してガボッっという食い方でした。
それにしてもサイズが下がったことにガックリです。。
そして、ワンド内では続かず、ワンドを出て、対岸のインサイドベンドへ。
岬周りや橋脚等をバマストに変えて探るが反応なし。
その先から続く冠水ブッシュ群からは、ジグ撃ちに切り替えて釣り進むが、反応なし。
自分的に激熱ポイントとして考えていた初湯川とのインターセクション周辺でも反応がなく。。そのまま初湯川筋に進入。難無く冠水ブッシュ群を抜けて、水中に沈んで必要な時に浮き上がらせることが出来るタイプのダムフェンスの周辺にネコリグを投下させると、スゥ―っとラインが入っていく。スイープにフッキングを試みるも、水中内の冠水ブッシュに巻かれている。
なんとか、竿を捌きながらラインがブッシュに絡まないようにやり取りをして、ようやくGETできたバスがこちら。
3匹目（10:57） 43㌢ 800g
≪TACKLE≫
REEL ： 23' ヴァンキッシュ2500S
LINE ： Seaguar フロロリミテッド 4lb（フロロ）
LURE ： ボウワームヌードル 8"（グリーンパンプキン）／ ネイルシンカー1/64oz
≪LOCATION≫
サイズアップしました。待望の40UPは、スポーンに絡んでいるのかよく分からんバスでしたが、恐らく冠水ブッシュ内におったフィーディング中のバスだと思います。
このバスを釣った辺りから風が強くなり、釣りがしずらい展開になります。
折角のBWも風のせいでサイトフィッシングできず、、居てるのか居てないのかよく分からないまま、BWを入念に攻めますが反応なしだったので、折り返して対岸を攻めていきます。
ここまでの情報を整理する限り、冠水ブッシュを延々と攻めていても結果が出ていないこと。ただブッシュと何か複合するポイントには、居てそうな感じがしていました。
ここからは、ライブスコープの出番。
ライブスコープを見ながらブッシュ内を確認し、生命感ありそうな反応をしている所を見つけたら一旦折り返します。それで狙いのブッシュから少し距離をとって、ジグ撃ちをするという方法を試してみます。
すると、早速バイト。
4匹目（12:29） 34㌢ 490g
≪TACKLE≫
LINE ： Seaguar フロロリミテッド 20lb（フロロ）
LURE ： ジグゼロスリーハンツ1/2oz（ダークシナモン/ブルーフレーク）／ ドライブクロ―4"（ゴリミソブラック）
≪LOCATION≫
上の画像で流木の下に冠水ブッシュが広がっていて、一旦落としきってから、間を与えているとゴツン！という明確なバイトが来たという感じでした。
良さげなバイトだったんですが、レギュラーバス君だったのが残念です。
そして、続けざまに生命感のあるブッシュをライブスコープで確認できたので、一旦折り返して体制を整え絶好の位置取りから、その冠水ブッシュにキャスト。今回はライブスコープでルアーが落ちていくのを確認でき、更にそのルアーを追って勢いよく沈んでいく魚影を確認。その魚影とルアーがスコープ上で重なったのを確認。その直後、ロッドを伝わって違和感を感じたので、思いっきり合わせをくれてやると、バスがHITしていました。
5匹目（13:08） 34㌢ 570g
≪TACKLE≫
LINE ： Seaguar フロロリミテッド 20lb（フロロ）
LURE ： ジグゼロスリーハンツ1/2oz（ダークシナモン/ブルーフレーク）／ ドライブクロ―4"（ゴリミソブラック）
≪LOCATION≫
またしてもレギュラーフィッシュ君。。
ちなみにこの場所は、冠水ブッシュ＋屋敷跡という複合ポイントでした。
この釣りを続けてたら延々同じようなバスが釣れるんでしょうが、狙いは50UPなので、残り時間は、バマストを投げ続けることにします。
そして、残り1時間程スロープに帰る道中、バマストを投げ続けますが、反応はなく納竿しました。
≪所要時間：06:00～14:30≫
result
《total catch》 5fish
《total weight》 2,850ｇ
《fishing map》
《target achievement》 failed
今回の大目的は達成ならずでしたが、小目的としていたタックル4本の入魂は全て終えることが出来ました。実際にバスをかけてみて、特に170Hが軽さと感度、パワーの両立が高次元でまとまっており、今まで使っていた172Hよりも遥かに高いレベルにある最高のジグロッドでした。ジグ撃ちが嫌いで苦手な自分でも楽しいと思えたのは初めてのことです。さて、本格的にバス釣りのシーズンインした感じです。バスにはコンスタントに触れましたが、狙いの50UPは釣れず、40UPでも1匹という情けない結果となりました。ちなみに昨年50UPを釣った時は、17時を回っていたので、もしかしたら夕方まで釣りが出来ていたら違った結果になっていたかもしれません。恐らくデカバスをキャッチするなら冠水ブッシュをいかに攻略するかということが鍵を握っていると思います。そういう意味では、今回の後半に試してみたライブスコープを使ったシューティングの釣りは今後極めることができれば最高の武器になるなと感じました。
《date》
日 時 ： 4月25日（木） 06:00～14:30
潮 汐 ： 大潮
天 候 ： 晴
気 温 ： 12～23℃
風 速 ： 西1～4m/s
