Abnormality - Bass Fishing -

大阪在住の変態バスアングラーによる活動記録

2024 秘境リザーバーで見えバスに翻弄される

tactics

field≫  三重県 大規模リザーバー

style≫  フロートボート

tackle≫  5本

今回は、前に計画していたプチ遠征を実行します。場所は、メディアには度々登場している場所ですが名前は伏せられていることが多かったので、敢えて伏せておきます。

調べる限りボートスロープは無いですが、降ろすのに手間はかかるけど上流部に手降ろしできる場所があるみたいなのでフロートボートで攻めてこようと思います。

タックルは、またまた購入してしまったNEWアドレナ2本とヴァンキッシュリールの実戦投入。あとは、まだ入魂できていないロッド達で構成した5本を持っていきます。

今回行く場所は、本来の正規ルートが崩土による通行止めのため、田辺からぐるっと迂回していく関係で、片道3時間半もかけて行くことになるんで、坊主は是が非でも避けたいところ。なので今回購入した268ULをメインとしたスピニングの釣りを主軸に置きます。春のスポーニングシーズンなのでスローな釣りになると思います。

 ≪target≫  50UP

 

review

夜中未明に現地近くにある道の駅に到着。朝5時まで車で睡眠をとります。

夜明けと共に、準備に取り掛かり、準備に1時間程かけてようやく出船します。

水位の増減が激しいフィールドと聞いているので、帰船時の片付けが心配です。。。

【ケーダム/三重県

水質:クリアー

水量:平水位

水温:12~14

まず、水温の確認ですが、12度を表示している。クリアーな水質なので不安しかない中、下流に向けてバンクを流していく。よさげなオダ等が沈むエリアにスイムベイトでチェックを入れるが生命感ゼロ。

ここで再度、地図を確認。

対岸がアウトサイドベンドになっているようで、岩盤かな?と思われるような地形をしているので、対岸に渡ってみる。

引き続きスイムベイトで釣りしていると、チェイスしてくる40UP程のバスを確認。

フォローでスモラバを投入してみるが、スルー。

その後、上流に向けて釣り進めると13度台に水温上昇。日当たりの影響なのかアウトサイドの方が暖かい。見えバスもチラホラ確認できるが食わせるまでには至らない。アウトサイドベンドを抜けると、バスの姿が確認できなくなったので、折り返して再び対岸へ。

インサイドの大きな岬になっている地形で、砂利のシャロ―といった場所。

ここではバスの姿こそ確認できないものの小魚を複数確認できた。

ボートを降ろした場所まで戻ってきて、このストレッチを下流に向けて進む。

上空の衛星写真をみている限り、この先に大岩が沈むエリアがありそうで、目視でもそれらしき物は確認できている。とにかく大岩のエリアが気になるので、そこまでこのストレッチのバンクをスイムベイトを主体とした釣りで進んでいきます。

大岩のエリアに着くまでに得られた情報として、まずシャロ―にバスが結構差してきていて、バスの状態としては見ている感じ、ベッドは未だ無くて、スポーニング一歩手前といった状況なのだろうか、ペアで泳いでる姿を何度か目撃できた。あと、60をゆうに超える巨体のバスも複数確認できたが、警戒心は相当高くサイトフィッシングで簡単に釣れそうな雰囲気ではありませんでした。

で、肝心の大岩エリアではワームでは反応無かったのでシャッドを投入する。

すると、大岩をかすめるように巻いてくるとHIT。

1匹目(09:23)   29㌢   360g

≪TACKLE≫                                 

ROD : 20' ポイズングロリアスXC166L-G/BFS

REEL : 23' カルカッタコンクエストBFS HG-RH

LINE : Seaguar フロロリミテッド 8lb(フロロ)

LURE : ソウルシャッド58SP(コットンシャッド)

≪LOCATION≫  

サイズは小さいものの、まずは坊主回避に成功。

気持ち的に余裕が生まれたので、見えバスが多いということもあって、ここからはサイトフィッシングをメインにやっていこうと思い、268ULにつけていたスモラバをサイコロラバー(ノンソルト仕様)ノーシンカーにチェンジし、見えバスと戯れることにします。ただ、思うように食わせることが出来ず、自分の腕の無さというか、動体視力が落ちているのか、食ったと思って合わせてもスッポ抜けの連続。。

吊り橋を越えた辺りから、見えバスの姿が消えてしまい、その先に続く何の変哲もないストレッチを攻めるよりも、対岸に渡って再度上流方面に流しなおすことを選択。

対岸は、切り株のスタンプがかなり沈んでおり、好ポイントのように見えるが、バスの姿は無い。しかし、岸部に2m程の水深のシャロ―が続くワンドのような凹みのある場所にはベイトやバスの姿が確認できる。ここでもサイトフィッシングをしているとケタバスが釣れたのみで、肝心のバスはGETできず。。

ここから、サイトだけじゃなく、得意のミドストもやりながら、最上流域まで釣り上がる。最上流域のワンドがある辺りから大岩が大量に沈んでいる景色となり、大岩のお陰で淀みができている場所では、見えバスが結構確認できた。しかし、かなりの天才君達で、僕のサイトの腕は全く通用せず、結果その見えバスに翻弄され、ノーフィッシュ。。悔しい気持ちのまま、納竿しました。

 

                                   ≪所要時間:06:00~16:00≫

 

result

total catch》  1fish

total weight》 360g

fishing map

 

target achievement failed

往復7時間をかけたプチ遠征でしたが、失敗に終わりました。今回、失敗したなーと思うことは多々あったんですが、地図で見てるよりも実際は広いフィールドで、今回フットエレキのみしか持って行かなかったので、機動力という点で損したなと思いました。次回リベンジしに来る機会には、リアエレキは必須やなと思いました。ですので、実質上流エリアしか釣りしませんでした。あと、水質はクリアーで見えバスに翻弄されましたが、今回持って行ったタックルはサイトを真剣にやるような構成に振り切れていなかったので、ホンマにサイトフィッシングをするなら、手持ちの武器が不足しているなと実感しました。このフィールドを攻める上では、サイトフィッシングを徹底的にするのか、もしくはブラインドフィッシングのみで釣りをするのかを明確に決めた上で、釣りの準備をして臨まないと今回のような中途半端な釣りとなり、同じように撃沈するんだろうなと感じました。

60を超えるモンスター級のバスを複数確認できたので、夢のある素晴らしいフィールドだということは分かりました。また、6月頃の初夏シーズンにリベンジしに行きたいと思います。

date

日 時 : 4月18日(木) 06:00~16:00

潮 汐 : 長潮

天 候 : 曇

気 温 : 12~16℃

風 速 : 西0~1m/s