Abnormality - Bass Fishing -

大阪在住の変態バスアングラーによる活動記録

2018#1 極寒の合川ダム

tactics

≪フィールド≫ 和歌山県 合川ダム

≪スタイル≫  レンタルボート

≪タックル≫  7本

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2年前に60を釣ってから憑りつかれるかのようにこの寒い時期を選んで合川ダムへ今年もいきます。行けば100発100中で釣れる相性の良いフィールド。タックルは昨年とラインナップはほぼ変えずに構成。魚が浮いてることを祈ってアラバマメインで巻き巻きします。

≪目標≫ 50UP一匹

 

review

6時30分頃に現地着し早速ボート屋さんに情報を仕入れるも最近全く釣れていないとのこと。また、例年では考えられないくらい水温が低くて、いつもこの時期くらいから魚の姿が見えだすんやけど、今年は全く魚の姿を見ていないとのこと。不安いっぱいのなかスタート。

 

合川ダム/和歌山県

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水質:全域 クリアー

水量:-5m

水温:下・中流4~6℃ 上流4℃

 

合川を攻めるうえで鉄板パターンであろう熊野川と前の川の合流部から釣り開始。昨年は全くといっていいほど、釣りをしなかったので確実に腕もタックルもなまくらになっている。ラインは全巻き替えしてリールはオイル注入した程度で特にオーバーホールもせず。アラバマリグをメインに据える戦略だが、使用ロッドのFDですが、腰が抜けつつあるのか狙いどころにうまくキャストが決まらない。調子を掴むためにも、アラバマリグを多投して熊野川をBWまで攻めるが生命反応ゼロリング。折り返して再び合流部とその先の岩盤エリアへ、今度はスピニングに持ち替えてミドストでネチネチ攻めてみるが反応なし。そのまま下流エリアまで流したが無反応。情報通り、魚の姿は全く見えず生命反応も皆無なので、一旦エリアを大きく移動することに。

エンジンで将軍側の古巨木エリアまで移動して、レンジを落としてビッグスピナベで攻めてみる。岩盤、ゴミ溜り等一級スポットにも魚は居てない。続いて3箇所入り乱れている岬周りも入念に攻め反応がなく、アウトサイドの岩盤エリアを中層ミドストで上流側へ流していく。特に生命反応がなく1個目のカーブを過ぎて核心部へ突入。ここらあたりから、多くは無いが小さいベイトフィッシュや大型ではアマゴやカニを目視できるようになってきた。バスは浮いてないが、1st~2stブレイクあたりで待ち構えて居てるはず。メインをビッグスピナベにチェンジし、要所でミドストというスタイルで、ボロ小屋がある大きなワンドまで流していく。ベイトは見えるようになってきたが、肝心のバスが全く見えてこないし、チェイスもない。今度は反対のストレッチを下流側に古巨木エリアまえ撃ち返していく。この頃になってきたらアラバマリグオンリーでストロングスタイル一辺倒の釣りであわよくば事故って釣れてくれないかな~神様お願いします~狙い。巨木エリアから再び上流方向へ流し返す。下流に行けば行くほどベイトが見えなくなってきたからというのが理由。岩盤から岩盤へポイントを絞って再度流し直す。そして2年前に60を釣った大きなワンド手前のブレイクを過ぎ、ワンドの入り口に差し掛かったところ、ドシャローを良く見ると魚が10匹程わんさかと群れている。鮒かなと近づくとなんとバス!!小バスばかりやったけど、正午を過ぎてようやくバスが浮いてきたか。このワンド全体がかなり沖まで段々畑な石積みが続いていて、冬でもベイトを求めて、ふらっと立ち寄り易くなっている一級ワンド。キーになってくるのは、どんなベイトを求めてるのか。デカい奴やと一発で腹一杯になるビッグベイト系がいいのか。それともアラバマみたいに小魚の群れを演出してやればいいのか。はたまたこの時期定番の焦らし系代表格のミドストか。いや、ここはあえて原点のフリックシェイクのジグヘッドワッキーでいってみようと思い、サイトをする気満々でワンドをくまなく探索。するとするとワンドの出口になる岬周辺にスクールっぽいのが、ちらっと見えたのでジグヘッドワッキーを投じると、2018年待望の初HIT!

必死に抵抗するバスの周りを悠々と20匹程のバスのスクールに遭遇!その中には50を余裕で超えるモンスターもいましたが、今は目の前に掛かっているバスちゃんとの格闘を楽しむ。

1匹目(13:12)   42㌢   1000g

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT≫

ROD  : バンタム264UL+

REEL : 14'ステラ2500HGS

LINE : シーガーR18フロロリミテッド 4lb.

LURE : フリックシェイク4.8"/ 1/16ozジグヘッドワッキー

 

なんとか初バスGETに成功。しかしあの超絶スクールは何だったのか!そして、この後なんですが超絶スクールの残影にやられ、ワンドを入念にチェックしたが、遭遇することが叶わず。時間的にもそろそろ戻って下流を最後にチェックしたかったので、移動。下流は、昨年いい思いをしたアラバマ一辺投でやるが反応皆無。てか、下流も上流もそんなに水温変わらんし、これ水深のある下流で釣りをするのはキツイでしょ・・・現実的に釣れる気がせず16時30分に納竿しました。

≪所要時間:6:30~16:30≫

 

result

 failed

一日を振り返れば、偶然20匹程の超絶スクールに当たってその内の1匹が食ってくれた。ラッキーフィッシュに出会えた。たまたま釣れたという結果で、スクールに出会うことができなかったら確実に坊主でしたね。まぁ、ベイトが居てるからって理由で粘ってこのエリアで釣りをしていたことが良かったというのもあります。てか、この時期ではめずらしく冬に強いと言わている合川は極寒のフィールドに化していた。海釣りの方でも水温が例年より低いみたいで全く釣れていないと聞く。早く春が来て欲しいな・・・切実。

日 時 : 2月19日(月) 06:30~16:30
天 候 : 曇
気 温 : 1~7℃
風 速 : 北1m/s
潮 汐 : 中潮
釣 果 : 1匹(42)

9月上旬やけど既に秋模様の紀ノ川

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≪フィールド≫ 和歌山県 紀ノ川

≪スタイル≫  フロートボート

≪タックル≫  5本

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昼から用事があるので、朝だけの短時間釣行になる。天気予報では過ごしやすい気温で、雨がちらつくかもということなので、トップや巻物を中心としたタックルセレクト。少し早いかもだが秋の釣りをしてみたいと思う。

≪目標≫ 取り敢えず1匹

 

review

朝5時過ぎに現地到着して出船準備、他には1艇が出船しようと準備をしてはる。気温は予報通り肌寒く、水温が低下することによって、魚の活性があがり良い釣りが出来るのか、はたまた急激な水温低下によるターンオーバーで活性が鈍っているかどちらの展開になるか。

【紀ノ川/和歌山県

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水質:ステイン(流れの淀んでいる所だけ濁り気味)

水量:通常

水温:23℃

 

写真では雨が多く降っているように映っているが、急な一時的な雨を撮影しただけで実際釣行時は全くといっていいほど降っていなかったことは一筆したためておく。で、実際の釣行はスロープを出て、上流方向に流していく。トップとブレードジグをメインにバスの居場所を絞り込んでいく。本流とはいえスロープ出た側のバンクは流れがそれほど強くないので水質は悪い。魚影もなく魚探の反応もなかったので素早く流して、橋脚伝いに、対岸のストレッチを目指す。川の中央あたりに流木や土砂が堆積してできた目立った箇所があるので、流れを遮る下流側にスモラバを投入し、様子をみる。コン!という弱々しいバイトを感じたので、スイープにフッキングを試みると、待望の一匹目のバスちゃんをGET。

1匹目(06:16)   34㌢   510g

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT≫

ROD  : 12' ポイズングロリアス164L

REEL : 16' アルデバランBFS-XG

LINE : デッドオアアライブ プレミアム パワースタウト 8lb.

LURE : ドライブクロー2"(グリパンチャート)/スモラバ2.0g(緑)

流芯から外れて、ベイトを待ち構えていたのでしょうか。それと、ここは川筋のど真ん中に位置するので水質も良かったのがポイントなのでしょうか。そして、もう1投先ほどとはポイントを少しずらしてキャストしてみます。すると着底したかしていないか位でコン!と明瞭なバイト。

2匹目(06:20)  32㌢   470g

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT≫

ROD  : 12' ポイズングロリアス164L

REEL : 16' アルデバランBFS-XG

LINE : デッドオアアライブ プレミアム パワースタウト 8lb.

LURE : ドライブクロー2"(グリパンチャート)/スモラバ2.0g(緑)

 

すこ~しサイズダウン。2投で2匹でこのサイズ。ここにはこんくらいのサイズのバスが溜まっているんでしょうか。その後5投ほど試してみたが反応が無くなったので、対岸のストレッチへ。ここからは、水深が浅くなったり深くなったり。ほんで深いところにはテトラが至るところに沈んでいたりと、変化のあるポイントが続いていく。んで、肝心の水質は、流れが淀んでいる所は、水質が悪く釣れそうにないが、流れがしっかりと効いている所に関しては、水質もよく目視でベイトが確認できるレベルである。先ほど食わせの釣りで2匹GETしたので、折角やしリアクションの釣りオンリーでここからは通してみたい。橋脚のポイントを抜け、桟橋が掛かっている場所をクランクで探っていると、横からひったくるようなバイト!川の魚らしくまーまー引きよる。40近いバスかなと慎重にやりとりを行いました。

3匹目(06:40)  39㌢   560g

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT≫

ROD  : ファイナルディメンションTS-1610MLF

REEL : 01' カルカッタコンクエスト100

LINE : シーガーフロロマイスター 10lb.

LURE : バンタムマクベス(パープルチャート)

流れのある場所でしたがガッツリ食ってました。ここは、流れを遮る場所が近くにあって水質も良く釣れたのも納得の好ポイントでした。その後は、そのまま上流へ向けてバンクを流していく。ここからは、石杭が乱立するポイントやテトラ帯、竹など数多くの種類のストラクチャーがある所だったんですが、特に反応もなくベイト反応もなくといった感じで、時刻は8時前。このまま一気に最上流まで行くか、昼から長時間の会議なので、それまでに少し仮眠をとるかどうするか考えた結果。3匹GETしていて満足してるし、仮眠の誘惑に負けて納竿しました。

≪所要時間:5:30~08:00≫

 

result

 conquest

雨は一時的に降ったが、全体的に気候も良く短時間の釣行で3匹は満足のいく釣りができました。時合いも関係していたんでしょうが、キーは水質だったと思います。たぶん夏の糞暑い時は30℃近くまで上昇していたであろう水温が、この日は23℃まで落ちていたことから、流れがあるので常にフレッシュな水が供給される川とはいえ、水流のさほど効いていないところでは、ターンオーバーしていて、釣れるような雰囲気ではありませんでした。これからの秋シーズンは、巻物に反応がよくなってくる絶好のバス釣りシーズンになってきます。水質を見極めて良いポイントに入れるかが釣果を左右してくると思います。今度は久しぶりに野池のナイトフィッシングにでも行こうかな。

日 時 : 9月5日(火) 05:30~08:00
天 候 : 曇/雨
気 温 : 22~25℃
風 速 : 東3m/s
潮 汐 : 大潮
釣 果 : 3匹(34,32,39)

2017#2 真夏の七川ダムは灼熱すぎて途中でギブアップ

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≪フィールド≫ 和歌山県 七川ダム

≪スタイル≫  フロートボート

≪タックル≫  5本

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中々釣りに行く時間が作れない今年ですが、なんとか嫁さんに頼み込んで丸一日の自由な休暇を獲得することに成功!ということで、釣り場にセレクトしたのは、先週近畿に上陸した台風の影響がまだまだ残っているであろう紀州最南端に位置する七川ダムへ行ってみたいと思います。選んだルアーは、流木が多いと予想して、フロッグやシャッドテールNSは外せない。万が一クリアアップされてるとなるとサイトメインになってしまうので専用装備は必須。あと、夏といえば岩盤フォールが効くのでライトテキサスやヘビダンも忘れずに持って行く。とまぁ~こんな感じで挑んでみました。

≪目標≫ 久しぶりの釣りを楽しむ

 

review

朝2時30分に家を出て、到着したのは大体5時前。夜明け前のなか出船準備。盆期間中なので人は多くなるだろうし、プレッシャーがかかる前の朝が大事になってくるだろう。

【七川ダム/和歌山県

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水質:下流~上流の全域激濁り(最上流の一部だけクリア)

水量:-13m

水温:中下流26~28℃ 上流21℃

 

真っ先に向かったのは平井川上流域。添野川とのインターセクション付近にあるレンタルボート桟橋に多くの方が用意をされているのを横目に、一番乗りで最上流を目指す。しかし、行けども行けども水質は変わらず激濁り状態。これ釣れるんかな?!と不安になる。クリアアップの境界の目安となる流木の密集地帯が現れる。イチバンのり~と思ったが陸っぱりの方達が、既に数名来られておりバックウォーターで釣りは出来ない。なので流木を当初の目論見通りにフロッグやシャッドテールNS等の引っ掛かりにくいルアーで攻めてみるが、特に反応なし。進んできた道を折り返し、岩やブッシュ等の目に見える要所のみをゼロダンリグやスクリューベイトで探っていく。特にこれほど濁ったときは水通しのよい岩盤エリアに着いてるときが多いねんなーと考え、陽の当らない側の岩盤を探っていると、コン!と明瞭なバイト。少し間をあけフッキング。

 

1匹目(07:23)   35㌢   520g

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT

ROD  : ファイナルディメンション アンリミテッド166ML

REEL : 07'メタニウムmg

LINE : デッドオアアライブ プレミアム パワースタウト 8lb.

LURE : ドライブシュリンプ4.8"(エビミソ)/ゼロダンジグ3.5g

岩盤ギリギリに落として、ボトムまでゆっくりと壁づたいに降りて行ってるイメージで食わせました。2~3m付近でしょうか。この濁りの中でも食ってくるバスがいるというのを早い段階で知ることが出来たのは最高の展開です。この後は、岩盤フォールをメインとした釣りがしやすい平井川と添野川のインターセクションを目指します。しかし一級場ですので既に2艇もいらっしゃるので、添野川へ進入します。シェードになっている部分が少なく暑いので、一気に最上流を目指しちゃいます。だが、ここにも陸っぱりでの先行者が・・・。様子見しつつ流木エリアでお茶を濁していると、帰っていかれたので流木を越え、クリアアップされたBWへ。水温は18℃くらいまで一気に下がるし、辺りを見渡しても生命感がない。プレッシャーもあるやろうけど、ベイトも居ないしタイミングの問題だろう。昼過ぎから夕方にかけてまた状況は変わるだろう。その後は、下流に向けて岩盤のある場所のみを攻めていく。途中、1バイトあったが乗せることが出来ず・・・バスなのかは不明・・・ギルかも。そして陽も高くなり、かなりの猛暑・・・だんだんと頭がぼんやりとしてくるなか最下流の岩盤エリアをチェックし終え、何の反応も得ることができず、時計の針は正午を指す。久しぶりの炎天下での釣り、大事を考えここで釣りを中断することを決断。一旦片付けをして夕方に再チャレンジをしてもよかったんやけど、この濁りがある状況な以上は、満足する結果を得ることは難しいと判断し、納竿して帰宅しました。

 

result

 conquest

先行者が多く、中々やりたい場所でやりたいことはできなかったが、取りあえず1匹だけでも釣れたのは良かった。水通しのよい岩盤エリアは夏のリザーバーを攻略する上では外せない。しかしながら刻一刻と陽の位置が代わりシェードになる場所も変わるなか、ここは絶対釣れるというポイントなんかは存在せず、いかにタイミングよくポイントに入れるかが重要なのと、情報が必要なんだと改めて思った。数を釣る上では機動力が一番だろう。まぁ~なんしか今日の目標は楽しむことを優先。1匹釣れて嬉しかったしあれこれ考えながら釣りしてて楽しかった。そして暑くなってしんどくなってきたイコール楽しくなくなってきたから帰る。ただそれだけのこと。これからも楽しく過ごしていきたい。また楽しい釣りを早くしたいな~。次は秋やな~。

日 時 : 8月12日(土) 05:00~12:00
天 候 : 晴
気 温 : 27~33℃
風 速 : 北西4m/s
潮 汐 : 中潮
釣 果 : 1匹(35)