Abnormality - Bass Fishing -

大阪在住の変態バスアングラーによる活動記録

初スモール

tactics

≪フィールド≫ 兵庫県中規模リザーバー

≪スタイル≫  フロートボート

≪タックル≫  5本

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今回のミッションは、表題の通りスモールマウスバスをゲットするべく兵庫県にあるとあるリザーバーに赴こうかと考えています。釣ったことないんでどんな食い方をして、どんなルアーが効くのかわからない中、ライトリグ中心でタックルをチョイス。当日は、雨風がきついとの予報がどのように釣果を左右するのかわからないが、色々試してみます。

≪目標≫ スモールマウスバス1匹

 

review

5年程前に、スモールを釣るため和歌山の某野池に通ったこともあったが、結局釣ることができずにいたので、いつか釣りたいと心に秘めていたものの、特に情報もなく年月が過ぎていたんですが、つい最近ネットで色々調べているとどうやら兵庫県の某リザーバーに生息しているという情報をキャッチしたので行ってみることにした。

【 エイチダム/兵庫県

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水質:マッディ(アオコ混じりの濁り)

水量:-10m

水温:19.6℃(BW18.5℃)

このダムに訪れるのは約4年ぶり。浮草が至る所にあって不快で、また水質もアオコ混じりなので汚らしく、とても飲料水として使用しているダムとは思えないような所なので敬遠していたのですが、スモールが釣れるとあらば行かぬわけにはいくまい。超ぉ~急な坂のスロープを必死の思いでフロボセットを運んで実釣開始。

一向にやむ気配の見せない雨の中、上流に向けてトップウォーター系のルアーを中心に使用して探っていく。しかしスモールはどういった場所に居てるのか・・・非常に回遊性が高いみたいなので、リバーチャンネルを利用しているのかもと事前に予想していたので、ショアからオフショアまでをしっかり魚探かけながら進んでいくが、魚影らしきものは映らない。なだらかなバンク沿いにはオダや立木があるが、目視で確認できるのは鯉のみ。その鯉もハタキ中みたいでショアラインは鯉の独壇場と化していた。

トップでは反応がなかったので、次にミドストやダウンショットを使用して中層から底にかけてを探っていく。そうこうしているうちに、BW近くまでやってきた。ラージなら雨で活性が上がって浮いてきてることが多いのに、ここまで見えバスはゼロ。ショアラインに遊歩道のあるエリアで1箇所だけ窪み?エグレてるといった方が正しいか。そういった場所があったので、エグレた奥の壁に当てるキャストで出来るだけ着水音を消した形で、エグレの中にダウンショットリグをブチ込んでいくと、明確なコツコツといういかにも食っている事がわかるバイト!一呼吸置いてから、スイープにフッキング。ジャンプでバスが掛かっていることを確信。あとはラージなのかスモールなのか。小振りなサイズやと思うがやたら引く。ボートの近くまで寄せてスモールがかかっていることを確認して、慎重にネットランディング。

1匹目(06:25)   27㌢

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≪TACKLE≫                                 ≪POINT

ROD  : ファイナルディメンション アンリミテッド265L

REEL : 10' ステラ2500S

LINE : シーガーフロロリミテッド 3lb.

LURE : ドライブクローラー3.5”(ブラック・レッドフレーク)/ DS1.2g

小さなサイズでしたが、ナイスファイト!ようやく初スモールGETです。

取り敢えず本日のミッションはコンプリートしたわけですが、あと残り時間はサイズを追い求めて釣りをしていきたいと思うわけです。そして禁断のBWへ行くわけですが、はっきり言ってこれは無い!確かスモールはラージ以上に濁りを嫌うというか視覚に頼った食い方をしているらしいので流石にド茶濁りはキツイ筈。おまけに自分の持って来ているルアーでこの轟々と流れるBWの攻略は無理・・・。

早々に折り返して、アウトサイドの岩盤エリアを丁寧に釣っていく。BWよりは濁りはマシやけどじっくり探っているうちに段々と茶濁りしてきた。んで、一度だけ5mの底にダウンショットを放置してたらコツコツというアタリがあったが、乗せることができず・・・それ以降アタリがなく。タイムリミットが迫ってきていたのでスロープまで戻ることに。戻りながらもスモラバやジャークベイト等で釣れる可能性を探ってみたが、特に反応もなく、再び地獄のスロープ坂をあがって納竿しました。

 

result

 conquest

スモールを1匹釣るという目標は達成したので気持ちよく帰路につけたが、結局はスモールがどういったところに潜んでて、どういった釣り方が有効なのかといったパターンは見つけることが出来ませんでした。おそらく平時は、BWやBW手前のエリアに多く居てるのではないだろうかと予想をしてみるものの・・・てか、こんなに最高なレインコンディションやのに、BW手前くらいからしか生命感が無かったからね~。ここは一級スポットやろ~っていう川幅がチョークしている岬とか入念に魚探かけたけど全く魚の反応得られへんかったし。ベイトの動きやシーズナルも関係してくるとは思うけど、あの一級ポイントにベイト反応すらないとかボート出す意味ないやんと思いましたわ。今度来るときは陸っぱりで来ようかな。

日 時 : 6月5日(日) 04:30~09:30
天 候 : 雨
気 温 : 18℃
風 速 : 北東5~6m/s
潮 汐 : 大潮
釣 果 : 1匹(27)

トップ縛りは無謀?!

tactics

≪フィールド≫ 和泉市野池

≪スタイル≫  フローター+原付

≪タックル≫  2本

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早朝のみ釣りが可能ということなので、手軽に原付フローターしに行こうと思う。場所は和泉市のフローター経験ある所に行こうと思う。狙いはアフター回復系に絞って、トップ系のルアーのみで勝負。

≪目標≫ アフター回復系1匹

 

review

朝起きて、腹痛のため出遅れて4時30分頃に出発。出遅れているので近場の堺市周辺にしようと思ったが、なんやかんやで和泉市の山奥にある昔フローター経験したことある所までやってきたのだが、池の大半が浮草だらけで浮くことが厳しい状態。次に目星をつけていた池へ移動。

【 エヌポンド/和泉市

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水質:ステイン(濁っている)

水量:満水

水温:23.8℃

この池は過去に数回訪れた経験あるが、池の規模はデカめやけどとにかく魚影が薄い印象で、今まで1匹しか釣ったことがなく苦手とする池だ。浮いている人を見かけたことはあるが、自分自身浮くのは初めて。満水なので入水ポイントがわからず、葦が密集するポイントから葦を掻き分けて無理矢理入水を試みる。水温が意外に高いので、シェードのバンク沿いを流していく。最初に使用するルアーは、クローラーベイトから投げていく。静かすぎる水面をゆっくりリトリーブする。カランコロンと絶妙な音をたてて、時には止めて食う間を作ってやったりするが、反応なし。

張り出した岬や、オダの沈むポイントなどではよりじっくり誘うために、ポッパーに切り替えて探っていくが、反応なし。

ワンドの奥などシェード側のバンク沿いをすべて撃ち流していくが全く反応どころか生命反応すらない状態。ここ水抜かれた?疑問に思ってスマホで調べたりしたけど何の情報もない。半信半疑のまま釣りをするのは癪やけど、次に折り返して反対側の陽のあたる側のバンクへ。

池を横断している途中に腹痛が、、、

腹痛を我慢して陽のあたる側バンクを流してみたものの、全く生命反応を感じることができず、たまらず上陸を決意。腹痛がやばいので時間もったいないけど納竿して帰宅しました。ちなみに、上陸しようと葦周辺に行ったとき、ふと水中を見ると元気に小バスが泳いでいる姿は確認したのでバスは居てるみたいですが、とにかく魚影薄いことを再確認しました。

 

result

 failed

当初行こうとしていたフィールドとは違うところでの釣りでしたが、トップ縛りは無謀だったか。明らかに水面はバスのレンジではなかった。また池の状態については帰り際の小バスしか確認していないので、全く把握できなかったが、アフター回復系がうようよしている感じは全くなく、この時期にここまで生命感が感じられないってことはヤバいところには違いないと思う。唯一確認しなかった堰堤方面ではもしかしたら、ネスト跡を確認できたり、バスの稚魚を確認できたりもしたかもしれないが。とにかく今回の釣行は無謀すぎた。

日 時 : 5月29日(日) 05:30~07:30
天 候 : 晴
気 温 : 21~24℃
風 速 : 北東2m/s
潮 汐 : 小潮
釣 果 : 坊主

某、ボイルフィッシュに翻弄される

tactics

≪フィールド≫ 和歌山県小規模リザーバー

≪スタイル≫  フロートボート

≪タックル≫  5本

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前回に引き続き、フロートボートでの釣行計画。時間が早朝から昼までしかできないので近場の奈良か和歌山のリザーバーで悩んでいる。攻略していくにしてもアフター回復個体狙いになるのは間違いないので、アーリーサマーに効くルアーを中心にセレクト。40UP釣ったら、以降はビッグベイトで50UPを狙っていくことにしようと思っています。

≪目標≫ 50UP

 

review

真夜中の3時に家を出て、和歌山方面に進路をとる。向かう先は和歌山では有名なリザーバーになるが、昔から知ってはいたもののハイプレッシャーと聞いていたので敬遠していた。ということで今回は行くのも釣りをするのも初めてのフィールドでやってみたいと思います。

【 ワイダム/和歌山県

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水質:マッディ

水量:9割

水温:下流域22℃/上流域22.8℃

夜明けとともに準備をして出船。初めてきたところだが水質は山合いにあるわりには、かなり悪い。おまけに流木や木くず、花びらが水面の至るところにあるので、トップのルアーは引きずらい。なのでパイロットルアーとしては、ドライブシャッド4.5"のノーシンカーで水面直下~水面を巻いてやることで、スピーディーにチェックしていく。貯水量が多くオーバーハングだらけなので、スキッピングしやすく根掛かりのないこのタックルはストレスなく探っていける。地図で見ていて、下流域から中流域にかけての一番のポイントになりそうな岬周辺にて、この日初めてルアーへのチェイスを確認。サイズ的には35㌢クラス。この周辺のシャローをよく見ると小バスやギルがうようよ居てる。シャローはこいつらが牛耳っているということは、デカいやつらは一段下のブレイクか、濁りもあるしストラクチャーにべったり着いているかのどっちかだろう。岬を抜け、橋脚が現れる。奥にワンドがあって、フィーディング場となる岬がすぐ近く。ということは産卵で疲れたバスが休憩する絶好の場となりエサを食いにもあがりやすい場所ともなる。ここは一級ポイントやろうと考え、スピニングを手に取る。キャストもプレッシャーがかからないように、一度橋脚に乗せてから静かにフリーフォールさせる。じっくりと待っていると微かにラインが動いた気がしたので、少し待ってスイープにフッキングさせる。

1匹目(05:21)   44㌢

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 ≪TACKLE≫                                 ≪POINT

ROD  : 13' ポイズングロリアス2610L

REEL : 10' ステラC2500HGS

LINE : モーリス アバニ ライトゲーム PE0.4号 + シューター FCスナイパー 3.5lb.

LURE : ドライブクローラー3.5”(ブラック・レッドフレーク)/ DS1.8g

 揚がってきたのは、ゲロ痩せのメスバスちゃんでしたが、アフター回復期特有のパワフルなファイトをしてくれたので楽しませてもらいました。やはり予想通り、こういう場所では産卵の疲れを癒している個体が反応してくれます。ただしスローな食わせでしか反応しないことが多いので、ゆっくり攻めることが重要かな。さてここからは当初の予定通りビッグベイトを解禁してビッグサイズに狙いを定めていくことにします。まぁ~オーバーハングだらけなので余計なキャストミスで釣りの時間を減らすことは勿体ないので、オーバーハングでは引き続きシャッドテールNSを引きつづけ、開けた場所でのみビッグベイトたちを投入していきます。

さて続いて、中流域に突入していくわけですがシャローには相変わらず小バスとギル。ほんでフライボウルも多くの場所で現れてきます。このフライボウルの周りには親の雄バスの姿はなく既に離れており、一連のスポーニング活動も一段落しているのが伺えます。ということはスポーニングから解放されたバス達が集結しているかもしれないBWが、上流域が熱いでしょ~!となるわけですが、そもそもBWあるんかな・・・はやる気持ちを押さえて、またまた現れた岬+橋脚+奥に大型ワンドといった先ほどのシチュエーションとほぼ同じようなポイントにやってきました。ここまでビッグベイトでやってきても特に反応ないので、再びライトリグを投入していくわけですが、橋脚の手前の岩盤エリア+オーバーハングが絡むポイントにキャストし当たりを待ってフォールさせていると、ラインがす~っと動いているのを確認。してから~のスイープにフッキング!

2匹目(06:52)   41㌢

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 ≪TACKLE≫                                 ≪POINT

ROD  : 13' ポイズングロリアス2610L

REEL : 10' ステラC2500HGS

LINE : モーリス アバニ ライトゲーム PE0.4号 + シューター FCスナイパー 3.5lb.

LURE : ドライブクローラー3.5”(ブラック・レッドフレーク)/ DS1.8g

こいつもメスかな?!さっきの奴よりも回復している感じ。ただ40は超えているもののサイズに伸び悩んできた・・・。こういうポイントが今日のポイントと考えていましたが、40UPサイズ止まりなのかも。てか、もっと大型のバスは違うポイントに居てるのか、それとも2発目のスポーニングに向かっているのか。はっきりとは分からないが上流域に進めば何かわかるかも。

んまぁ~2発目のスポーニングを意識しているバスも居てるだろうし、一応ワンド内をじっくり探りを入れてみるが、いかんせん濁りがきつ過ぎてベッドがどこにあるのか、スポーニングがどうなっているのか全く分からない。ワンドの奥にところどころインレットがあって、ホットポイントの筈やのに群れているのは鯉や小バス、ギルのみ。そうこしているうちに、陽が高く昇って蒸し暑くなってきやがりました。今日って雨の予報だったんじゃ・・・。

中流域の大型ワンド内では何の反応もなく、次に上流域へ。上流域の橋脚のポイントに差し掛かる。ここはじっくり攻めたほうがいいかなと、ライトリグを投入するが反応するのは30クラスのバスのみ。2匹程HITしたんやけど、だらだら相手していたら何時の間にかバレているっていうね。(やる気なさすぎw)

ってかね~DSとかでチンタラやっている場合じゃないんですわ!いたるところでベイトがピチピチ水面でライズをしているわけでありまして、ここはトップかなとクローラーベイトを筆頭にDS⇒水面ピクピクに切り換えるなど、何時起こるともわからないボイルに備えてタックルを次々とチェンジさせていく。

さてさてこの上流域ですが、3~4mのシャローフラットになっている場所を中心に数10分に一回、ボイルが発生している。水面をピョンピョンと飛び跳ねて逃げ惑う小魚を2~3匹のバスが寄ってたかって食いあげている。このボイルがまた難しいっていうか手に負えなくて、なにがっていうと、とにかく逃げる小魚もバスもスピードが速い・・・気付いて、投げても遅いっていうね。それなら!ここに来るだろうと予想して投げても違うところに行かれたり、うまくいっても小魚のみを完璧にロックオンしていてこっちのルアーには見向きもしてくれないっていうね・・・。こういうフィーディングに入ってるバスの狙い方がわからん。。。ポッパーとかペンシルベイトとか持って来てないしー。まさかこういう展開になると考えていなかった・・・反省汁。

で、残り時間はこのボイルフィッシュに翻弄され、全く成果をあげることができず時間もないので急いで下流域のスロープまで戻り、納竿しました。

 

 result

 failed

釣りの展開として、朝イチは思惑通りとなり40UP×2GETとまずまずでしたが、上流域に行ってからは自分の組み立てていた釣りから逸脱し、完全に翻弄された結果終わってしまいました。いつもの事やけどシーズナルを踏まえた50を超えるデカバスの位置取りと食わせかたが難しいと改めて思い知らされた。ハイプレフィールドで常に通っているわけでもなく、いきなり行って釣れるほど甘くはないってのは分かっているが、今日半日やっただけでは全く手掛かりがわからなかった。スロープ降ろしにくいし余り来たいと思わへんところやけど、いつかまたリベンジやな。

日 時 : 5月26日(木) 04:30~11:30
天 候 : 曇/小雨
気 温 : 21~28℃
風 速 : 東2~3m/s
潮 汐 : 中潮
釣 果 : 2匹(44,41)