tactics
≪スタイル≫ レンタルボート(フットコン+2馬力)
≪タックル≫ 7本
2月の中旬も過ぎてプリスポーンのビッグママが活発に餌を追ってシャローに顔を出す時期。狙いは、この時期定番の岩盤やシャロー隣接のディープになるか、メインの食わせルアーはミドストで水面直下~2mレンジで大型に狙いを絞って価値ある一本を手にできるように頑張りたい。
≪目標≫ プリスポーンBIGBASS
review
2016年 明けました。
第2子が産まれたり、なんやかんやバタバタと忙しく、
釣りに行く時間が作れなかったんですが、ようやく嫁の許可がおりました。
時は2月下旬ということでプリスポーンのデカいやつは動き出している筈!
春爆を求めて、比較的に時期の進行が速いとされる紀州の合川へ。
【 合川ダム/和歌山県田辺市 】
水質:ステイン(下流~中流は激濁り/上流は回復傾向)
水量:満水
水温:下流域11.6℃/中流域11.2℃/上流域9.0℃
湖上に浮かぶのは自分だけ。
貸切状態の合川ダム、じっくり攻める。
まずは、人気があっていつもは朝イチに入れない
前ノ川と熊野川のインターセクション、アウトサイドベンド側へ。
前々日の雨の影響でしょう。流石にここらは下流域なので濁りがきつい。
早速、リグっていたカラーを目立ち系に総入れ替えして、
まずはビッグベイト・サイレントキラー175を投下。
魚探で、反応のある箇所には、スカッパノンカラーのデスアダー6inジグヘッド1/8ozをダイレクトに直撃していく。
冬の定番であろう熊野川とインターセクション周りを時間をかけて重点的に攻めてみたが、
一度、ジグヘッドでバイトの感触を得られた以外は、特に反応もなく、
移動を決意する。
前ノ川は濁りやすい印象があったので、シチュエーションを変えるために、
将軍川へ移動する。
濁りの境界線が、ちょうど屋敷跡前くらいにあり、水質も安定、水温も特に下流域と変化なしやったんで、
攻めるならここやろうと、シャローを流していく。
ここでは濁りがとれているので、この時期食わせの定番中層ミドストを軸に攻めていく。
シャローフラットになっている岬で、沖には立木などが沈むエリア。
立木に絡ませながら、潜むであろうバスを狙っていると、グッと引き込まれるようなバイト!
1匹目(10:58) 37㌢
≪TACKLE≫
ROD :エクスプライド264UL+
REEL:10'ステラ2500S
LINE:シーガーR18フロロリミテッド 3lb.
LURE:フラッシュJ 3"(プロブルー・シルバー)/ジグヘッド1/16oz
≪POINT≫
サイズ的には40近い、これから産卵を意識しているバスなのでしょう。
プリっぽいお腹をしてます。
濁りがとれて、すぐに答えが返ってくるということは、このへんにバスが固まっているんでしょう。
そのまま屋敷跡ワンドへ。
時期的にシャローワンド内には、魚影が見当たらないですが、ニアディープに潜んでいるんでしょうか。
ジャークベイトや、ディープクランクを織り交ぜながら探っていく。
屋敷跡を抜けて、岩盤や立木の絡むストレッチに進入。
このあたりも、シャローが近場にあって、プリの魚が潜んでいる可能性が非常に高い。
ここはより食わせを意識して、ミドストで狙っていく。
このストレッチの終盤に差し掛かったところで、オーバーハングから2匹のバスが猛烈な勢いで
アタックしてきたうちの、1匹がHIT!
2匹目(12:45) 43㌢
≪TACKLE≫
ROD :エクスプライド264UL+
REEL:10'ステラ2500S
LINE:シーガーR18フロロリミテッド 3lb.
LURE:フラッシュJ 3"(プロブルー・シルバー)/ジグヘッド1/16oz
≪POINT≫
水面直下を引いてきての、追い食いでした。
腹も引き締まっていて、よく引きました!40UPのプリスポーンBASS!
その後は、上流まで流して水温11℃~9℃まで下がったので
折り返して、反対のストレッチを流していく。
調子よくきていたが、まだまだ冬なのか気難しい。
途中、ベイトフィッシュを追っているバスの姿を岸沿いで目撃するなどしたから、
攻め方は間違っていないと思うし、あとはタイミングの問題。
2時間流し撃つけども、全く反応がなく、時間も無くなってきたところで、
1匹目を釣ったところに戻る。
風が止み、静寂な雰囲気の将軍川・屋敷跡前ストレッチ
終盤のディープスポットに差し掛かる。
ここは、産卵を意識するバスにとっては大本命の場所。
ワームも先ほど通しで使っていたフラッシュJからプレッシャーを避けるためマイラ-ミノーに変更。
キャスト・・・1m程沈ませてシェイク・・・ピックアップしようとした瞬間、
バスが猛烈な勢いで迫ってくる、がしかしピックアップを止めれず。
もう1度、バスが消えていったスポットにキャストし、フォール・・・。
ルアーが見えなくなったので、シェイクしようとロッドを立てると若干の違和感。
食っていてくれ!と祈り、スイープにフッキングを試みる。
ゆっくりとロッドを更に立て巻き上げようとすると、
ドラグがギュイーンという音をたて、ラインが思いっきりでていきまくる。
ラインは3ポンドやし無理にドラグは締められない。
が、あまり走られると立木等に巻かれる可能性もあるので、
リールを巻いていくが、いくらラインを巻いても追いつかない・・・。
主導権はバスにありといった感じで、余裕で泳いでいるといった感じでしょうか。
とにかく立木には巻かれたくない一心で、ボートで岸際から沖合へと誘導を試みる。
しかし、全然動きを制御しきれず、岸際であたふた。ていうか奇跡的に立木には巻かれませんでした。
10分程たったころでしょうか。ようやく疲れを見せてきて、ボートに寄ってくる。
寄ってくる魚体をみて、改めてデカいと感じる。てかデカすぎる・・・正直、取り込むのは無理ちゃうんかと思いました。
ボートの近くにくると、最後の抵抗とばかりに鬼の突っ込みをみせる。
無理はできない・・・ドラグを緩めて持久戦を覚悟する。
それから5分ほどボートに寄せては抵抗にあいキャッチ出来ずのやり取りを繰り返し、
なんとかハンドランディングに成功!
3匹目(15:33) 60㌢
≪TACKLE≫
ROD :エクスプライド264UL+
REEL:10'ステラ2500S
LINE:シーガーR18フロロリミテッド 3lb.
LURE:マイラ-ミノー 3.5"(バックビジブル)/ジグヘッド1/16oz
≪POINT≫
釣り人生初!ジャスト60!
一時は無理やと諦めた・・・奇跡的な出会い。
これがあるから釣りはやめられない。
感無量のまま納竿し、帰宅。
充実感溢れる1日を送れた合川ダムに感謝!
≪滞在時間:07:00~16:30≫
result
conquest
この時期での60を含む3匹GETは、まさに春爆といっていい内容。
キーポイントは、濁りの境界線(クリアー過ぎても駄目)、水温、シャローワンドの近くにあるディープスポット、ストラクチャー。
複合的な要素は多々あったけども、振り返ってみればプリスポーンシーズンを攻める上では、
鉄板のポイントが狙い目でした。これから、スポーニングの時期に掛けて楽しみなシーズンの幕開け。
今季は、奈良県の津風呂湖をメインでやっていきたいと考えています。
引き続き、BIGBASSに出会えるように頑張っていきます!
日 時 : 2月22日(月) 07:00~16:30
天 候 : 曇
気 温 : 12℃/3℃
風 速 : 4m/s
潮 汐 : 大潮
釣 果 : 計3匹