tactics
≪field≫ 奈良県 津風呂湖
≪style≫ レンタルボート
≪tackle≫ 9本
中々、丸一日の休みがとれない中ようやく嫁さんの許可を得て、平日釣りに行くことが可能になったということで、どこに行こうかと悩む。そういえば今年の春に購入して2度しか使用していないエレキを動かしておきたいので、津風呂湖に行こうと計画。日曜日にJBの大会が開催されていたみたいでリザルトを見るとそこそこ釣れていたことが伺える。プレッシャーが抜け切れていない状況下での釣りになると思うので、幅広く選択肢をもつためにもタックルは多めに準備。ライトリグでネチネチというよりも、あまり目に触れていないであろうアラバマリグでランカーサイズを狙っていく釣りをメインとして今回新たに導入したカルコン301の入魂狙い、あと坊主回避にトップやヘビダンを大場所で投入していくスタイルを中心に攻略したいと思う。
≪target≫ 50UP
review
4時30分頃に現地着して準備を進め、5時には出船。今日は先行者も多くいる中、多分誰も行ってないであろう香束筋方面へ進路をとる。
【 津風呂湖/奈良県 吉野郡 】
水質:クリアー
水量:満水
水温:26~28℃
看板前の岬周辺からスタート。
岬のシャロ―側でボイルが頻発しているので、早速水面ピクピクで1匹釣ってやろうと、ロングキャストを試みるが、デカバスが気になって見にくるだけ食うには至らず。
このシーンひとつとってもプレッシャーがかかっているのが分かります。
今日一日苦戦が予想される立ち上がりですが、食わせに至らんのやから早々に見切って右手の長い方の筋へ進入していく。
大きなワンドになっている場所は何も撃たず、次の大きな岬目掛けて進んでいく。
ここから当初、予定通りにアラバマリグを多投していく。
今日は投げ切るつもりなので痛み止めのロキソニンを持ってきておいた。
反応はなく、対岸へ渡ってインレットがあるとこレイダウン等、変化のある場所に絞ってアラバマ、トップ、ブルフラットとルアーをローテーションさせながら探っていくが、バスに食い気はなし。
それよりもストラクチャーから離れて沖でポケーっと浮いていたりして始末に負えない。
満月の大潮絡みってことで、夜間の内に餌をとったあとなのか不明だが、ニュートラル状態のバスが大半で、例によって元気のあるのは小バスばかり。
右へ右へ進路をとり、その奥にあるシャロ―フラットの絡む大きなワンドへと出る。
ここはヘラ師の方がいつもいるポイントなので、しっかりと攻めたことはなかったので、有難い。
いたるところでボイルが起こっていて、ようやくパラダイスに辿り着くことが出来た。
そうはいっても、いつこのボイルパラダイスが終わりを迎えるとも分からないので、悠長に遊んでばかりいられない。
早速、シャロ―フラットの岸際に水面ピクピクをロングキャストして誘ってみる。
しかし、こういった場所は、豆バスやギルの恰好の餌場になっているので無駄な時間を浪費してしまうことにもなりかねないので、タイミングよく見極めが必要。
そして、ようやく1匹目・・・。
1匹目(06:50) 25㌢ 210g
≪TACKLE≫
REEL : 10' ステラC2500HGS
LINE : バリバスプレミアムPE0.4号 + R18フロロリミテッド 4lb.
LURE : エアバッグフライ 3"(コサンアユ)
ゲットしたものの、小バス・・・。
その後も、即リリースの豆バスラッシュで魚には触れているものの、デカい奴が見に来る前に、豆バス達の襲撃に遭ってしまうという当初の懸念が現実に・・・。
それを尻目に悠々とデカバスはボートの横をクルーズしている状況を見て、一旦ピクピク作戦中止。
アラバマで念入りに探って場所を荒らし、次のポイントへ。
その後戻りつつ、来たときとは逆の岸をヘビダンで落として釣っていくことに。
すると、予想だにしていなかった展開が訪れることに・・・別に岬が絡んでいるとかレイダウンがあるとか岸は普通のバンクで、別にオーバーハングしているわけでもなく、森のお蔭で日陰になっている位で、何の変哲もない沖にボートポジションをとり、釣りをしていたのですが、ヘビダンを回収しているときでした。
ボート近くでいきなりバスがバイト!ビックリしたんですが、合わせが効いているか不安だったので追い合わせをくらわせ、ボートに近かったこともあり、強引にやりとりをしてネットイン!
2匹目(07:29) 49㌢ 1580g
≪TACKLE≫
REEL : 11' メタニウムMG7V2
LINE : SUPER GTR 16lb.
LURE : エアバッグシャッド 3.5"(コサンアユ)+ヘビダン1/2oz
目標の50に1cm足りないヨンキュー。
お腹をみると少し卵を抱えていて若干ヒレに傷がまだ残る半プリちゃんでした。
この事例をどう解釈すればいいのか、沖をクルーズしていた奴が反射的に食ってきたのか、ブレイクに潜んでいた奴が追っかけてきて食ったのか・・・。
こういう釣れ方を、この後の釣りに活かすためには、バンクだけにキャストして釣りをするのではなく沖側にも振り分けてキャストしていこうと思う。
その後は、隣のクリークへ行ってみるも最奥は完全に死んでいるような感じがしたので早々に見切りをつけて、隣へ隣へとクリークを攻めていくが、陽が登ってきてからは、強風が吹きつけるようになって、結構確認出来ていた見えバスが沈んでしまい、難しい時間帯に突入していく。
流れを変えたいと思い、一旦ボート桟橋に戻ってボート代払って暫し休憩をとる。
今日は、13艇ボートが出ているみたいで、香束筋の帰りに1艇見ただけで、今日出ているほぼ全てのボートが鬼輪筋、入野筋に行っているみたいである。
ただでさえプレッシャーが掛かって釣りずらい状況のなか、昼からどの筋を選ぶといいのか難しい選択に迫られるが変化に富んでいる入野筋に行こうと決意。
昼になると風が強くなってきて、5m/s近くの風が吹いてボートの操船が難しいなかでの釣りで、思ったような釣りが展開できない。
こっちの筋は、フライ守ってる雄が多いなという印象。
特に最上流部では、デカバスがうようよしていたが、結構な時間を費やして頑張ったもののハイパープレッシャーで口を使わせることは不可能な領域。
戻りながら、要所を押さえて釣りをしていくが口を使ってくるのは20センチの豆バスばかり・・・。
結果、色んなルアーで攻め切ったが、昼からの入野筋ではゲットすることが出来ずに、タイムオーバーとなり納竿しました。
≪所要時間:05:00~16:30≫
result
《total catch》 2fish
《total weight》 1,790g
《target achievement》 failed
結果を見れば、目標まであと1cmに迫る内容でしたが、未達成は未達成。それに、長い時間釣りをして見せ場といえるのはこれくらいで、あとは完全に釣り方を見失ってしまった。よく釣りのなかで風が吹いたらチャンスといわれていますが、強風になってくるとボートポジの維持が難しく、このようなスタイルでの釣り方では難しさを改めて実感した釣行になった。
《date》
日 時 : 6月28日(木) 05:00~16:30
潮 汐 : 大潮
天 候 : 快晴
気 温 : 27~35℃
風 速 : 南南西3~5m/s